KENWOOD CR-A7USB が素晴らしいのは、USBメモリー&SDカードに直接録音することが可能だということだ。価格.com と Amazon のユーザーレビューや口コミ掲示板などを行きつ戻りつしながら、一連のメモリーオーディオシステムをいくつも見比べたが、直接メディアに記録できる機種は案外少なかった。
東芝エルイートレーディングの
CUTEBEAT をはじめとするその手の商品は、USBメモリー&SDカードスロットを備えながら、再生のみ可といった仕様。双方間のダビングは可能だがラジオ番組などからの録音はできないとある・・・危うく騙されるところだった。
この手の商品で最も有名なのが、
SHARP MUSIC CARRY ではないか。USBメモリーもSDカードスロットも備えていないが、512MB または 1GB のメモリを内蔵しており(機種による)、USB ケーブルで PC と繋ぐことで、楽曲データを転送することができる。一時、わたしもこれを
購入しようと考えたが、掲示板などで見られる不具合の多さ、故に生産をストップして仕切りなおしたのか、つい先日電気店でも大量に売っているのを見かけたが 512MB モデルで 24,800円、1GBモデルで 32,800円 ととんでもない値段が付いていた。わたしがネットで買おうとしたときは、1GBモデルで1万円を切っていた。先駆的商品の MUSIC CARRY の痛いところは、そのメモリ容量の少なさだろう。内蔵だけに後々増やしようがない・・・。もし、前述の値段で売るならせめて容量を大幅にアップにして無線LAN でも内蔵してもらいたいものだ。
KENWOOD CR-A7USB のUSBメモリーは、USB2.0 に対応、最大消費電流が500mA以下であることとUSBマスストレージクラス対応であることを除いては、接続するデバイスに容量制限はないが、大容量のUSB機器が接続された場合認識に時間がかかる、もしくは認識できない可能性がある・・・としている。
SDカードについては、128MB~2GB までのSDカードが使える。(SDHC は使えない) miniSD、microSD はアダプタを装着すれば使える。手持ちのSDカードやUSBメモリーを試してみたが、上海問屋の1GB も含めてどれも問題なく使えた♪