1~2年ぐらい前から腰が痛くて痛くて仕方ないので、近所の整形外科に行ったりして、レントゲンを撮ってみたりもした。間をおいて2度撮ったが、別段異常はないっと。痛みを緩和する飲み薬をもらったり、貼り薬をもらったりして、誤魔化していたが、特に、ここ3ヶ月程前から下半身に痺れを来すようになった。
朝、起きたときが最悪で下半身が痺れて、トイレに行こうにも泥棒の忍足みたいな歩き方になってしまう。便座に座って気張ると、これまた最悪で、お尻の外側、太股の外側、膝下の外側にかけて、引きつけのような痺れが来る。終いに、痺れが下まで降りてきて、左足の親指の腹まで麻酔注射を打ったように痺れ出したので、MRI を撮ってみることを薦められた。
寝台の上に仰向けに寝転がって、白いトンネルのなかに入っていくあれ→
昔、桂ざこばだったか、ラジオで MRI の恐怖について話していたのを覚えている。もともと、桂ざこばは閉所恐怖症ということもあり、白いトンネルのなかに入っていったとき、顔の周りから聞こえる騒音と棺桶のなかに入れられたかのような閉塞感に、案の定 「 出してくれー! 」 と大騒ぎになったらしい。それをラジオで聴いていたわたしは、MRI というのは、やはり ↑ のようなものを想像していたので、いくらなんでも大袈裟やろーと思った。MRI の器械の外は、普通に部屋じゃないかとも思った。
はたして、わたしの初の MRI 体験は・・・まず、仰向けに寝転がった寝台がリフトのように上に上昇するのが予想外だった。というのは、丸い穴に入っていくんじゃなく、U 字をひっくり返したような穴に入っていくと想像していたので、いきなりリフトアップされ、丸い穴の中に突入していったとき、目の前10cmのところに穴の中の壁が迫っている事に 「 おっ! 」 と戸惑った。おー、これは結構くるなー。わたしは閉所恐怖症じゃないと思うが、なるほど、これは結構くる・・・。
すぐに、顔の周りで意外なほどの大きな動作音。これは、事前に聞いていたので予想通り。こーしている間にも放射線か何かが体内を通りすぎて、体内を撮影されているんだろうなーと思った。腕が飛び出さないように拘束されているので、身動きもできずに、仕方がないので目を瞑って寝ていた。20分程で検査は終了した。
3割負担で、検査料7,800円也。