このアニメの名前と評判はネットをしていると嫌でも目にしたが、如何せんいい年した大人が見るには、この絵柄はきつい・・・。少女とお母さんの描き分けが、ほうれい線のあるなしだけというのはどーなの?しかし、評判になるからにはそれなりの理由があるのだろうと、さてどーしたものか?と思案していると、おおっ!そーだ!いつぞやのときみたく、ネット上にアップされてるやもしれん・・・という訳でググッてみると、あっさり見つかった♪
数話観た感じ、セーラームーンだとかプリキュアのような(←この例えが正しいかどーなのか定かではない)少女が変身ヒロインとなって悪と戦うといった従来の魔法少女アニメのアンチテーゼ?として、この 『 魔法少女まどか☆マギカ 』 が絶賛されているのかと感じた。
つまり、視聴者である小さなお子様が見て憧れるこれまでの魔法少女と比較して、魔法少女になってからのリスクが格段に大きいのだ。主人公達はキュゥべえといううさぎみたいな愛くるしいキャラクターと契約することによって魔法少女となるのだが、彼女たちが辿る末路は実に悲惨なものだった。魔法少女とはどーいう存在なのか?か弱い少女が魔法少女に選ばれる訳は?主人公のヒロイン達が戦う相手とはなんなのか?回が進むに連れて、それらの真相が明らかになってくる。
しかし、このアニメが既存の魔法少女の裏?を行って絶賛されている訳ではないのは、後半に進むに従って明らかになる。『 魔法少女まどか☆マギカ 』 というアニメが、完全な SF だということに気付かされる。
このアニメは、何の予備知識なしに観るのが得策だ。わたしのように絵柄がきついというマイナスのところから入った者でも、全12話を観終わる頃には、日本のアニメもまだまだ捨てたもんじゃないなと思った。近年のジブリアニメを観るなら、こちらを観た方が100倍有意義だと言える。
魔法少女まどか☆マギカのYoutube動画