遅ればせながら Blu-ray で 『 アバター 』 を鑑賞。物語自体は・・・(´・ω・`)・・・という出来だと聞いていたので、その辺はわかった上で、寛大な気持ちで観てみると意外と楽しめた。
しかし、そもそもこれは映画なのか?という疑問が湧いてくる。確かに、「 映画の歴史は変わった!」 と思わせるに十分なビジュアル。映画を観終わった後、まず感じるのは、テーマパークのアトラクションを体験しているような感覚に囚われたことだ。
まるで観客が、舞台であるパンドラという星に降り立ったかのような錯覚!その星に息づく動物や植物、地形、生態系に至るまで、恐ろしい時間を費やして作りこんでいるなーということがわかる。その圧倒的な世界観や細部に至るまでの設定の細かさは、物語を魅せる映画というよりも、パンドラという惑星そのものを体験してもらおうとするアトラクションに近いエンターテイメントだということ。3D だと尚更にその感覚は強められただろう。