うーん・・・なぜかニコラス・ケイジものを立て続けに2本。
『 バンコック・デンジャラス 』 ・・・冷徹な殺し屋のニコラス・ケイジ。その国で仕事が終わると、連絡係兼雑用係に雇っていた現地人までも、注射器でブスッと殺す、まさに立つ鳥跡を濁さずを地で行く非情な暗殺者。そろそろ殺しの世界から引退も考えようかとしていたタイの地で、薬屋に勤める聾唖の女性に恋をする。
血も涙もない殺しのシーンからは想像できないような純情なニコラス・ケイジの恋心に吃驚。なんなんやねん!?このおっさんはー!とやきもきさせられ・・・いろいろとつっこみどころ満載という意味で、この映画、面白かった。ストーリー自体は、いったい何年前の映画やねん!?という代物。
『 ウィッカーマン 』 ・・・ 別れた恋人から助けてくれという知らせをもらったニコラス・ケイジ捜査官。昔の恋人を追って訪れた島は、独自の因習の残る村社会だった。その年の豊穣を祈願して、人身御供の儀式を執り行っていたのだった。
しかし、いまに始まったことじゃないんだろうが、この人主演の映画って、なにかといろいろと癖がありますなー。観ていて頭が痛くなってきた・・・。