過去、MTB( MEET THE BEAT! )のなかで、BEAT のエクステリア・デザインを手掛けた本田技研の石橋さんと BEATオーナーを囲んでの一問一答が催された。デザイナーというとそれでなくとも気難しそうなイメージがあったが、石橋さんの気さくな人柄のせいか、MTB の会場内の至るところで足を止めては幾人かのオーナーを囲んで談笑する姿が幾度となく垣間見られた。
冒頭のそのMTB の一問一答のなかで、あるひとりのBEAT オーナーが挙手して質問した。 「 石橋さんが考える、BEAT に似合うアルミホイールはなんですか? 」と。
一同固唾を飲んで、石橋さんの回答を待った。石橋さんはそれほど間をおかずに然も当然が如く、「 それは・・・当たり前ですが純正のアルミホイールです。 」 と回答。
石橋さんを囲むBEATオーナー一同から、感嘆の「オオオォォォー!」 なのか落胆の「ハアァァァー。」 なのか、合い入り交じったなんとも言えないどよめきが上がった。かくいうわたしも 「 違うよ、石橋さん!そんなこたえを期待していたんじゃない! 」 とちょっと思った・・・けど、頑なに?純正アルミを付けているわたしは、「そーだろ。そーだろ。そーだろーとも!石橋さん!あんた、わかってるよ!フフフ。 」 と内心ニヤリとほくそ笑んだ。
だが、その後に 「 わたしは、アフターパーツとして販売されるアルミホイールについては詳しくありませんが・・・。 」 と前置きした上で 「 今日、MTB の会場にあるたくさんの BEAT を見てまわったなかで、これはいいなーと思う社外品のアルミホイールが1つありました・・・。 」
結局、当の石橋さんもそれがなにであったかもひとつはっきりと把握していなかったようで、なんと仰られたのか忘れてしまいましたが( おそらくENKEI のなにか? )、兎にも角にも、こーやって純正アルミホイールのデザインをあらためて見ても古さを感じさせない秀逸なデザインだなー、たこ焼きホイールと揶揄されようとも(笑) あれれ?来(きた)るブレーキキャリパー塗装のためのボディカラーとのカラーマッチングを見ようと撮った画像でしたが、それはまた次回。