某温泉に向かうべく、西名阪道をぶっ飛ばす1台のオープンカー。冬の早朝の冷えた空気にこだまするのは、E07A の渇いたエキゾーストノート。ノート[ NOTE ]・・・それは 調べ。旋律。今日もわたしの為に
例のゲートは開く。うむ、ご苦労(笑)
真冬のオープン走行の意外なまでの心地のよさ。やがて、MEH-P999 は13曲目、Earth,Wind & Fire "September" (Music from the "Soul Food" Motion Picture) を演奏する。最高やね。気持ちいいねー♪
おーっと!前方左車線を、憂国の士の乗る真っ黒いバス?が3台&ランクル1台の編隊走行。そこでわたしははたと考えた・・・・・・うむー。今日は土曜日ゆえ、あひゃひゃ気分なわたし。クルマはカーニバルイエローという名をもつおめでたいまでの真っ黄色なラテン的国産車(こんなでも一応は、HONDA)。真冬のオープンは夏場のそれに比べて如何に快適かということを真っ黒いクルマに乗る憂国の士は、理解してくれるだろうか?それにあちゃらの音楽をノリノリで流しているこのわたしを、「売国奴」という名のもとに追い抜きざまに射殺したりしないだろうか?と。
5速から4速にシフトダウン。E07A の8,400回転まで噴け上がる咆哮と共に、右側追い越し車線をひた走る。それでもやっぱり 660cc のリトルホンダは、ハレのクルマだと実感する訳ですよ。