つい先日、母が親戚・女3人で、『
メリタス・スイーツ に泊まるタイ・バンコクの旅3泊4日 』 の海外旅行に出かけた。2003年にオープンしたばかりの地上63階建ての最新のホテル。それはそれは最上階?からの夜景を見下ろす眺めのいい部屋に宿泊し、3食付いて観光も付いて、行き帰りシンガポール航空で、な、な、なんと49,800円!?なんだかジャパネット・たかた みたい・・・。
そんなすんごい部屋なのに、空調が激しく水漏れし、大理石の床を水浸し。ホテルは高級でも、その辺はタイ・クオリティ(笑) マイペンライ(気にしない気にしない)の国、タイの真骨頂。その大理石の上を歩いたもんだから母はすっころんだ!?
海外旅行の保険に入っていってるんだから、タイの病院に行きゃいいものをそのまま帰国。捻挫やから大丈夫だと思っていたら、あっさり骨折してた。約1ヶ月、自由に出歩けない母が言うことには、「 仕事の帰りに、お絵かきメイトを買ってきてー。 」 ときた。
解説しよう。お絵かきメイトとは、縦横に描かれている数字のルールに従い、マス目を黒く塗りつぶしていくロジック・パズル本。ルールに則り、すべてのマス目を塗りつぶしたあかつきには、さまざまな絵柄が浮かび上がる。暇つぶしにはもってこい!そーいう意味では、入院患者の必携本なのだ。
入院患者でもないわたしなどがやると・・・「 ピンピンに尖らせた2B の鉛筆をくれ。片っ端からマス目を塗りつぶしてやるぜぃ。ここも塗れる、ここも塗れる・・・フフフ(笑) おかげで定規を使わずにまっすぐに線を引くのがうまくなったぜ。 」 と気が付いたら、小指から手首にかけての側面部がまっ黒に・・・!?いつの間にか2時間も経過しているし・・・実にこのような案配で、まったくもって困った、覚えたてのサルのような麻薬本なのだ。