明け方の山陽自動車道をひた走る。100km/h 時、6速、約3,000rpm 。うーん・・・すこぶる静かだ・・・BEAT と比較すると(笑) 予てからの
願いどおり、6速を用意してくれて、ありがとう。まさか、クルーズコントロールまで付けてくれたのは僥倖だった。早速テストしてみる事にする。
ステアリング右手部分の「 CRUSE 」ボタンを押す。任意の速度まで上げ、ステアリング右手部分の十字ボタンの下を押して、「 SET 」するだけ。取扱説明書によると、約30 ~ 100km/h の範囲の希望値で車速を設定できるとあるが、わたしの確認した限りでは、115km/h までは可能だった。
ブレーキを踏むか、右手部分の十字キーの真ん中のボタン「 CANCEL 」を押すと、オートクルーズは解除される。オートクルーズを保ったまま、右手十字キーの上下ボタンを押すことで、設定速度を微調整をすることができる。タコメーターの左側には、瞬間燃費計が表示されるので、ドライビングが段々とエコランの様相を呈してくる。アクセルを踏むより、ついつい右手親指でスピードを調整する。
ステアリング左手の十字キーでオーディオの操作をする。メーター左下には丸い
SELECT ボタン。メーター右下には丸い
ENGINE START/STOP の赤いボタン。ゲームコントローラーを握って、1/1 グランツーリスモをプレイしているような錯覚に陥る(ぉぃ このようなボタンの配置は、S660 公式 Facebook によると、電装担当エンジニアの、ゲーム機のコントローラーを見て来た体験から来ているそうな・・・やはり。
ちなみに、今回の、全約800kmの行程の平均燃費は、約22~23km/L といったところ。束の間、ゲーム感覚で瞬間燃費計を睨みつつ、親指操作に興じていたが、その他のところでは何も特別な事をしていない。エアコンを効かせつつ、加速あるのみ。慣らし運転中につき、だいたい 4,000rpm でのシフトアップを心がけはしたが・・・。
それと、もう1つ。AUTO ライトが非常に便利だと気付いた。それは、昼間の高速道路走行で威力を発揮する。細切れで 500m~2,000m のトンネルがいくつも続くとき、ライトスイッチを AUTO にするだけ。トンネルを出ると消灯し、トンネルに入ると点灯する。人間、楽をするともう後戻りできないのだ。
さて、そんなこんなで龍野西サービスエリアを過ぎたあたりで、記念すべき 660km をオドメーターが刻んだようだが、気付いたときには 670km を過ぎていた(泣) 旅は続く。先を急ぐとしよう。