ひょんなことから、手元に転がり込んだ40万円・・・。これは買うしかない訳ですよ、お客さん!
「 前愛車盗難!」>「保険金40万円ゲットぉー!」>「 BEATを買うしか!」というこの一連の流れはセットな訳で、ここに 「いや、カプチーノにしようかな?AZ-1もいいかな?」なんて考えが入る余地はない訳ですよ。なぜなんやろ?
BEAT は前の愛車を買う時点でも、見積もりをとってみたりして購入候補ではあったんですが、やはり最初の1台目に買うクルマにしては、あまりにも役立たずであり、酔狂以外のなにものでもない訳で・・・購入に踏み切ることができませんでした。
そのときの想いみたいなものがふつふつと沸いてきた訳でもないのですが、結局、思うに愛車を失うまでの7~8年間の間に、かっこいいなと思うクルマはあまたありましたが、本当に欲しいなと思えるクルマは、BEAT 以外になかったからなのかもしれません。いまもそーかもしれないし、自分の身の丈に合っているというか、BEAT があることが自分にとって重い存在じゃないというか・・・ハイ、わたくし甲斐性なしです。
もちろんBEAT 自体の、軽でありながらミッドシップだの、オープンだの、そーいった諸々の魅力も輝きを放っている訳で・・・世界を見渡しても、なかなかないでしょ?こんなクルマ。アホですよ、ホンマに。大メーカーの HONDA がバブルの風に煽られたといえ、こんなクルマを作り上げたなんて。販売ラインナップのヒエラルキーの最下辺に、ミッドシップスポーツを置くなんて・・・その頂点が、同じくミッドシップスポーツの NSXであったりする訳なんですが。もっとも、両車とも、排気量が大きいか小さいか、高級か高級でないか、そんな価値観からも無関係な存在な訳で・・・。
そんな絶対無二な圧倒的な個性というかコンセプト的な面に惹かれた訳で・・・後に乗ってみたら、それはそれですごいことを認識させられるんですが・・・それはまた次回に。記事のタイトルに、「購入指南」なんてうたっていながらなーんもそんなことを書いていませんが、気にしない方向で・・・あまり、タイトルとかに意味はありませんので・・・(汗)
e-pp1 的 BEAT 購入指南 その3 へとつづく。