購入指南なんてそんな大げさなものではありませんが、わたしの、BEAT を購入するに至った経緯などを書いてみようと思います。
ちょうど 2000年の4月の末だったと思います。親戚の結婚式の翌日、日曜日の朝、のほほ~んと寝ていると警察から電話がありました。「ナンバープレート○×の○○-○○は、お宅のクルマですか?○×に乗り捨てられています。すぐに現場確認に来てもらえますか?」という内容でした。金曜日の夕方に会社の駐車場に置いて帰ったのですが、その間にどうやら盗難にあったみたいです。BEAT 以前に乗っていたこのクルマは、今回の盗難以前の1年間に2回の車上荒らしにあったりと、踏んだり蹴ったりで、そんなこともあって(理由はそれだけじゃないけれども)クルマそのものから興味が薄れていくような心持ちでした。
現場に駆けつけると、見事なまでに室内は消火器が撒かれ、真っ白というか薄いピンクがかった白い粒子に覆われていました。このときのショックといったら・・・最初に車上荒らしにあったときも、「なにが起こったのか!?」というぐらいにショックでしたが、クルマの盗難は廃人になります(笑) 廃人になると同時に、ただでさえ真っ黒な腹に
殺意をおぼえましたので、金輪際止めてください、盗った人。
いろんな経緯のもと、前愛車は愛情が薄れていったからこのような目にあったのか、それともこのような目にあったから、愛情が薄れていったのか・・・ただ、クルマの盗難もいいことだけが1つだけありました。
それは、車両保険がおりたことです。( ̄ー ̄)ニヤリッ
前愛車は新車で買って、盗難当時で確か7~8年になろうとしていましたが、仮に次のクルマに買い換えようとして下取りに出したとしても二束三文な状態でした。おそらく10万円ぐらいか?幸い、わたしは自動車保険のエコノミー+A に入っていたので、車両盗難に対する保険というか、消火器を撒かれた室内の清掃やら、その他諸々の修理にかかる費用を見積もったら、車両保険でカバーされる金額をオーバーするものでしたので、見事車両保険金が満額、手に入ることになったのです。
正味の話、40万円が転がり込んできたのです。盗った人!ありがとうやけども、もー止めてね♪
盗難に関する話の中で、BEAT なんてこんなクルマ、盗られる心配もないだろうという事を耳にしますが、ランクルやアリストなどのように外国に持ち出す窃盗団だけじゃないということも頭に入れておいた方がいいかもしれません。わたしの経験上、自転車を盗むみたいに足代わりにクルマを盗む輩もいるということです。ましてやバラしてパーツなどをヤフオクで売りさばく輩もいてるようですし・・・。なかなか盗られた者じゃないと、クルマ盗難を気にかけるこの気持ちはわからないと思います。これを読んでいるあなたも、当然のこと他人事と思っていらっしゃるだろうし、わたしも盗られる直前まで同じように思っていました・・・俺は大丈夫。他人事やろうと・・・。
e-pp1 的 BEAT 購入指南 その2 へとつづく。