BEATのエクステリアデザインには、非常に満足しています。贅沢を言うなら、幅があと50mmあったらもっと良かったと思います。特にBEATを真正面から見たときに、その感は一層強くなります。
幅が足らないものだから、車高が高く見えます。これはいただけない!という訳で、少しでも車高を低く見せるために牽引フックをブラックアウト化することにしました。
はてな?と思われる方に少し説明。以下は、わたしの偏執的妄想です。
エバーグレイトグリーン・メタリックなどの暗色ではそーでもないですが、わたしの乗るカーニバルイエローなどの有彩色?などはそのボディカラーが非常に目につきます。BEATのカーニバルイエローの黄色は、BEAT自体のボディの小ささも相成って、それほど思いませんが、数あるこの手の有彩色のクルマの中には、「クルマが向こうから走ってくる」というよりも、「色が走ってくる」といった表現がぴったりなくらいのクルマもあります。
個人的な思いですが、カーニバルイエローのBEATは色自体が少しだけ暗めの黄色なこと(膨張感を抑えてると思われる)、幌を含んだキャビン部分がブラックアウトされてること、BEATそれ自体のボディの小ささ&低さなどの要素が重なって、有彩色のカラーが、そのボディにうまくマッチした好例だと考えます。
それでも、BEATを真正面から捉えたとき、存在感のあるカーニバルイエローの黄色がボディを上下に向かって高く見せるのです。フロントウィンドウから上は、Aピラーをブラックアウト化することによって、その問題は回避しているように思われます。ではボンネットから下は・・・と観察すると牽引フックのボディ同色カラーが気になります。
わたしのBEATに装着されている無限フロントバンパーは、下の方にいくに従って、絞り込まれたデザインで、フロントフェイスを薄くみせる効果に貢献しているように思えます。(わたしが無限顔のBEATを弾丸(バレット)のように考える所以) 薄いフロントフェイス故、牽引フックのボディ同色は、非常に気になり、フロントに厚みを感じさせるのだ。
で。2001年7月、牽引フックをブラックアウト化しました。ワレナガラヘンシツテキ・・・シソウノモチヌシ。
マスキング処理の後、プラサフを吹いて、艶消し黒塗装で完成。
うむー、我ながら自己満足度大。牽引フックブラックアウト化はデフォルトな感あり。小さなところにこそ神は宿るのだ。
ちなみにサイドのプレス部分は、サイドスポイラーを履いてる為、隠れるので未処理のままです。
似たようなことで違和感をおぼえるのは、ボンネット先端に貼り付くHONDAの「H」バッジ。BEATデビュー時から気になっていたが、あれはどーしてボンネット側に付いているんだろう?視覚的に見てもバンパー側に付いている方が自然な印象(車高をグッと低くおさえる)を受けるのだが・・・。Sの系譜のなせる業なのかな???