▲ POLYPHONY DIGITAL からのXmas プレゼントとして配信された ジャガー XJ13 レースカー クロムライン で、Daytona International Speedway を疾走する。ミッドに搭載されたV12気筒型エンジンの半端ない作り込みに驚嘆する。さすが、プレミアムカー!(画像をクリックすると拡大)
以前、極寒の雪山の切り立った峰を1人歩かされているようなストイックなまでのゲーム性と述べた GT5 ですが、近頃では、焼け野原になった戦場を、食料が落ちてはいないか?と、そこら中に転がっている瓦礫をめくっては探り、めくっては探りしている飢餓に喘ぐ兵士のような気持ちになってきた。
つまりは、それぐらいお金が貯まらないのだ。国別、年代別、車種別、駆動方式別・・・他・・・と限定される車種によるレースが多いため、それ用のクルマを買って・・・勝利するためにチューンしていくと・・・結果的にレースに勝利を収めるものの、財布のなかはスッカラカンの状態の繰り返し。(プレゼントカーはもらえるが、コレクターの常としてそれを売却してお金に替えるということができなひ・・・。)
くわえて、今回のGTは、ドライバーにもレベルの概念を設けて、経験を積まないと上級の車種を購入することもできない仕様となっている。資金とレベルの二重の足枷を設けているのである。また、レベルが上がれば上がるほど、必要な経験値も増す。別段、早解きを目的としない、のんびり派のわたしも、このゲーム性には嫌気がさしてきていた。
POLYPHONY DIGITAL もその辺の事情を察してなのか、実に600MBを超える大規模なアップデートを行ってきた。期間限定としながらも、より多くの賞金と経験値をもらえる配信イベント(ボーナスレース)も実装してきた。アップデートによる細かな改善点は、多岐に渡る。最初に味わったGTに対する失望感が、かなり緩和した。